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YES!WEEKEND 〜映画と英語の記録帳〜

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【読書】確率思考の戦略論/USJでも実証された数学マーケティングの力

私は職場ではマーケティングの部署で働いています。

大学でもマーケティングをやりたいと思い、上京して商学部が有名だと言われる大学へ進学しました。入社時からマーケティング部を希望して、新卒の1%くらいしか異動できないマーケティングの部署で勤務させていただいています。

大学時代もかなりビジネス書を読んでいたものの、実務になるととても大変で明らかに私だけチームの力になれていないと実感する毎日です。

周囲と比較すると知識が圧倒的に足りないのです。そんなある日、親切な上司が USJCMO を務めていた森岡毅さんの【USJを劇的に変えた、たった1つの考え方/成功を引き寄せるマーケティング入門】という本をプレゼントしてくれました。

 すぐに読み進めると、これが非常に面白いのです。マーケティングを学んだことがない人もある人も理解しやすいようUSJや著者の前職のP&Gでの体験を例に書かれています。

マーケティング戦略を実行するにはまず目的、目標、戦略という順番で考え、ターゲットとなるユーザーの潜在的な思い(インサイト)を発掘しなければならないという内容を手順と共に書かれています。

 

 この本に感銘を受けた私は、同じ著者が次に出した【確率思考の戦略論】という本も読まずにはいられなくなりました。

こちらの本はマーケティング戦略の立て方についてというよりは、戦略がある程度決まって実行に移す前に数学を使って失敗しないかどうか裏付けをとる方法を説明しています。

私は周りの文系学生に比べると数学は得意な方だと思いますが、今いるチームは理系出身者がマーケティングで活躍しています。

もう少しみんなが納得してくれる材料を自分で作れるようになりたいと、この本を読みました。

この本によると、自社製品へのプリファレンス(好意度)、認知度、そして配架率を高めることが商品を売るためのキーポイントであると言います。

 私は現在 B2B マーケティングを担当しているので、配架率を高めるとなると今回のシャンプーなどの例とは異なって棚を獲得してくる営業がいません。取扱代理店を増やすというのが配架率アップと同義かなと感じながら読み進めていました。

B2Bマーケティングの場合にも活用できる予測モデルは多く、実際に大きな予算を動かしてキャンペーンをする際には彼らがディズニーランドのアトラクションオープンと映画の動員人数で予測値をあぶり出したように、私もテストマーケットでのデータ以外にも他社や自社他製品のデータを活用して予測をしていくクセをつけないとと感じました。

他にも印象深かった話がありました。

サイコパスの話です。サイコパスの意味を私は完全に理解できていなかったのですが、目的のためには手段を選ばないような人のことを言うそうです。

優秀なリーダー、経営者はみんなサイコパス的な一面を持っているのだそうです。また、日本人が世界で戦う際に、日本人はルールに則って勝負に勝とうとするが、その間に外国の人はルールを変えてでも勝利をつかもうとしているという話もありました。

著者はどちらも米国のP&Gで勤務していた経験もあり、戦略や予測をするための手法だけでなく、それらを組織に導入するためにはどうしたら良くて、日本人はどういう点が弱いのかなど、総括的に読んで実務に生かしやすいような工夫がされていると思います。

森岡さんのおかげでまた、ビジネス書を積極的に読んで実務経験年数では勝てない溝を埋めていこうというモチベーションになりました。

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力